はるばる日記

なんちゃってリケジョ開発職。お酒が好き。金融・お酒・気になったことなどを、まったり書いてます。

マスクのはなし

今年は不織布、ウレタン、手作りの布マスクなど
色々なマスクを見かけたけど、一番多いのは使い捨ての不織布マスク

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なので、不織布マスクの性能をざっとまとめてみた。


マスク性能の代表的なものは、だいたいこの3点

1.PFE(Particle Filtration Efficiency)
2.BFE(Bacterial Filtration Efficiency)
3.VFE(Viral Filtration Efficiency)

英語が並んでるけど、要はどれだけなにを捕集できるかってこと。
よーく見ると、パッケージに書いてたり。
 

使い捨ての不織布マスクは、三層構造で
顔側から内側不織布→静電フィルター→外側不織布ってのが、一般的。
三層の端を超音波溶着で固定しているだけの場合が多いので、中心部分をハサミでカットすると
三層になっているのを確認することができる。

マスクの性能は、ほぼ静電フィルターのスペック。
試験機関や社内(設備があれば)で試験を行って性能を計測する。


1.PFE(Particle Filtration Efficiency)微粒子ろ過効率
約0.1㎛サイズの粒子をどれくらい捕集できたのかを表すので、PFE99%なら約0.1㎛サイズの粒子を99%キャッチできますよーって感じ。


2.BFE(Bacterial Filtration Efficiency)バクテリア(細菌)ろ過効率
約3㎛の細菌を含む粒子がどれくらい捕集できたのかを表す。


3.VFE(Viral Filtration Efficiency)ウイルスろ過効率
約0.1㎛~5.0㎛のウイルスが含まれた粒子がどれくらい捕集できたのかを表す。
インフルエンザウイルス、咳・くしゃみを伴う水分を含んだウイルスの飛沫(ひまつ)などはこれが対象。
VFE99%という表記であれば、約0.1μm~5.0μmのウイルスが含まれた粒子を99%キャッチできますよーっこと。
 
新型コロナウイルスの大きさは約0.1㎛。
飛沫感染対策であれば、PFEやVFEの数値がより高いものを選んだほうがよい感じ。


あとは、なるべく顔のサイズにフィットしたマスクを選ぶことがポイント。
大きさはメーカーによって様々だけど、「小さめ・ふつう・大きめ」と記載して
パッケージ裏にサイズ(数値)を書いてあることが多いので、それを目安に選ぶ。

で、ノーズフィット(マスク上部に入ってる鼻の形状に合わせて曲げる樹脂パーツ)で
なるべく隙間をうめて、さらにフィットさせる。
 
最近は長時間マスクをつけることも多いので、自分にあったサイズを選ぶことは重要。 

来年もマスク・手洗い・うがいで対策をして、元気に過ごせますように。