自分の頭で考える
たった1つの図でわかる! 図解経済学入門
高橋洋一著
暮らしに関する経済を「需要と供給の図」を使って理解できるよう説明している本。
シンプルな理論は、シンプルゆえに応用がきく。
とゆー考えのもと、「需要と供給の図」のみを使用し、多くの経済学の本にあるような難解な経済理論はでてこない。
「需要と供給の図」がなぜあのような形になるのか?から始まり
為替やTPPを図を使って解説している。
本書は誰にでもわかるシンプルな理論を用いながら自分の頭で考えることの重要性を
謳っている。
学生時代、物理や数学の先生も「公式を使うだけでは意味がない。基本を理解し、自分で考えなさい。」ってよく言ってたなぁと思い出した。
実際、いろいろな理論を覚えたところで使わなければ忘れてしまう。
経済学部でもなく専門に経済を学んでいない人間なら、尚更である。
であれば、単純な理論をもとに毎回考えた方が頭にも頭にも残りやすい。
経済学の本を読んでも、分かったよーな。。。分からないよーな。。。具体例を出してよ。。。と思った経験のある方におススメです。