はるばる日記

なんちゃってリケジョ開発職。お酒が好き。金融・お酒・気になったことなどを、まったり書いてます。

とりあえず動け/チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

スペンサー・ジョンソン

 

  

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

 

 

 

2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」、小人「ヘム」「ホー」は

毎日同じ場所に行ってチーズを食べていた。チーズは潤沢で全く減らなかった。

が、そのチーズがある日突然消えた。

その後のネズミと小人それぞれの行動を通して、

変化にどう対処していくべきか?を記している。

 

消えるなんてあり得ないと原因を追究しようとする小人

原因よりも、すぐに新しいチーズを探しにいくネズミが対照的。

 

チーズが同じ場所にずっと減らずに存在するなんて、あり得ない。

でも、それが ”当たり前”だと感じたときから、変化は起きないと思いこんでしまう。

ビジネスでも人間関係でも、思い込んでいるだけってあるわ。

既得権益のようになっていたビジネスが、新たな企業の参入で崩れたり、とか。

 

本書は、変化を探知するよう日々観察すること。

変化が自分に不利なものだったとしても

嘆かずに順応し、行動を起こすことの重要性を説いている。

留まっているだけでは、不安になるだけで何も改善しないと。

不安でも行動をおこせば、心が軽くなり、前に進める

 

まぁ、変化は探知しようとしても、できないこともあるので

変化が起こったあとに、どうするかが重要。

 

話題になったビジネス書なので、読んだことのある方も多いかもですが

コロナ禍で様々な変化が起こっている今こそ、役に立つと思う。

 

ビジネス書なんてゆーと難しく感じるが、本書は物語形式でわかりやすい。

「変化」は社会全体どこでも起きている。ビジネスだけじゃなく日常生活でも。

そー考えると多くの方におススメの一冊です。